添付のチャートは、26日午前10時00分現時点でのユーロドル相場の60足スーパーボリンジャーです。

ユーロドルはこの1時間の間に上放れの動きを示していることが分かります。

右円枠内は、現在の実勢レベルを示しています。直近まで、センターライン（青色ライン）とプラス1シグマライン（緑色ライン）の間で推移していましたが、いきなりプラス1シグマラインを上抜け、さらに、プラス2シグマラインも上抜けてきました。

直前、小動きが続いていただけに、相場のトレンド性が高まりやすい地合いにあったと判断出来、今後、実勢レベル60分足終値がプラス1シグマラインをキープするかどうか、特に注目です。同ラインをキープする場合、ユーロ上昇トレンドに入りやすくなるからです。

左円枠内は、直近の遅行スパンの推移を示しています。ご覧の通り、ローソク足をいきなり大きく上って推移しており、陽転、つまり、基調としてユーロ買い優勢局面にあることを示しています。

以上から、直近まで小動き、レンジ相場であったユーロドルが、上放れしてきたことで、ユーロ上昇トレンド入りする可能性が高まったと判断出来ます。

もっとも、現時点は、まだ東京時間中であるだけに、今夕から今夜にかけて、欧州勢、ニューヨーク勢が参入してくるタイミングにて、波乱があるかもしれない点、頭に入れておく必要はあります。

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