添付のチャートは、12日午前10時45分現在のユーロドル相場の60分足スーパーボリンジャーです。
右円枠は、直近の実勢ローソク足を示しています。
実勢ローソク足は、下落傾向にあるセンターライン(青色ライン)を下回る一方で、マイナス1シグマライン(緑色ライン)を上回って推移していることが分かります。
従って、ユーロ下落基調を保ちつつも、底固い動きであることを示唆しています。マイナス1シグマラインを下回って引けるまでは、巡航速度の下落相場には入らない為、現在は、ユーロショートポジションメイクは慎重にいくのが無難と考えます。
左円枠は、遅行スパン(紫色ライン)です。
実態ローソク足(遅行スパンと同一時間に位置しているローソク足)を下回って推移しており、陰転していることが分かります。すなわち、基調としては、ユーロ売り優勢であることを示しています。
尚、現在、遅行スパンは矢印で示した通り、実態ローソク足が高値を付けた時点を通過中です。遅行スパンが「変化時間帯」を通過中と判断出来ます。今後、ユーロの動きに変化が出てくるかどうか、注目です。
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