20100715USDJPY H Span Model.GIF
添付のチャートは、15日午前9時55分現在のドル円相場の60分足スパンモデルです。
日足ベースで見て、ドル円相場はレンジ相場の様相となっていることから、60分足スパンモデルでは、「逆指標」が発生していることが見てとれます。
チャートをご覧頂ければお分かりの通り、青色矢印が買いシグナル点灯時を示します。その時点で、円枠内が示す通り、ドル高値圏となっていることが分かります。
一方、赤色矢印が売りシグナル点灯時を示しています。そして、その時点で、円枠内が示す通り、ドル安値圏となっていることが分かります。
この「逆指標」はレンジ相場にて発生する確率が高い、スパンモデル特有のものであり、決して、シグナルが外れているという意味ではなく、「逆相関」であるという意味です。
ですから、レンジ相場においては、逆に利用することで、積極活用が出来るわけです。
ところで、今後の注目ポイントですが、売りシグナル点灯時の安値をブレイクしていく場合は、ドル続落の可能性が高まるということです。仮に、88円ちょうど近辺を下割れてくると、ドル売り圧力が高まる点、頭に入れておく方が無難ということです。さもなければ、引き続き、レンジ相場を継続していく可能性が高いということです。
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