添付のチャートは、9日午前9時20分現在のポンドドル相場の60分足スーパーボリンジャーです。
右円枠内が示すとおり、実勢レベルは、上昇傾向にあるセンターライン(青色ライン)を上回る一方で、プラス1シグマライン(緑色ライン)を下回って推移しています。
つまり、現時点で、ポンドドル相場は、基調としては、ポンド上昇地合いにあるものの、上値の重い展開であることを示しています。
スーパーボリンジャーにおいては、実勢レベルローソク足の終値(この場合、60分足終値)がプラス1シグマラインを上回って引けない限り、巡航速度の上昇相場となりません。
プラス1シグマラインを下回って引けた時点で、反落の兆候となり、調整局面入りを示していることになるわけです。
ただ、左円枠で示される通り、遅行スパンが陽転継続している間は、基調としてのトレンドは、ポンド上昇であることを示していることになります。
尚、現在、60分足スパンモデルでは、買いシグナル点灯中であり、実勢レベルローソク足はサポートゾーン上限を上回って推移しています。スーパーボリンジャーによる判断と異にしていますが、総合的に判断して頂くと結構かと思います。
結論から言うと、60分足スパンモデルのサポートゾーン上限ラインを上回って推移している限りは、上昇トレンド継続中ですが、より厳しく判断すると、60分足スーパーボリンジャーのプラス1シグマラインを下回る動きは、巡航速度の上昇トレンドではなくなっていることを示しているということです。
自分のポジションをどうするかの判断は、ご自身のリスク許容度との関連の下、ご自分なりの「ルール」を設けて、ポジション操作をして頂くことをお勧めします。
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