添付のチャートは、11日午前10時00分現在のポンドドル相場の60分足スーパーボリンジャーです。
右円枠内が示すとおり、実勢レベルは、フラット傾向にあるセンターライン（青色ライン）に絡む位置で推移しており、現時点で、ポンドドル相場は、レンジ相場となっていることを示しています。
また、左円枠内が示すとおり、遅行スパン（紫色ライン）は実態ローソク足に絡む動きをしており、レンジ相場を示唆していることが分かります。
昨日来のポンドドル相場の動きをみると、巡航速度で下げていた相場が、マイナス1シグマラインを上抜けて引けたことで、一旦、巡航速度の下落トレンドが終結し、反転、上昇局面に入りました。
そして、その上昇のターゲットとも言うべきプラス2シグマラインに達した時点で、一旦は、達成感が生じたわけです。
その後、センターライン近辺にまで押しこんでおり、現在は、ほぼ中立の水準にて安定推移していると判断出来ます。
今後のポイントは、実勢レベル終値がプラス1シグマラインを上抜けて引けるか、それともマイナス1シグマラインを下回って引けるか、さらには、現在、実態ローソク足に絡んでいる遅行スパンが実態ローソク足から放れるタイミングはいつかという点です。従って、決して焦らず、じっくりと相場の行方を見守りながら、放れた方向についていくのが無難と考えます。
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