添付のチャートは、12日午前10時15分現在のポンドドル相場の60分足スーパーボリンジャーです。昨日からの動きをご説明する為にも、敢えて、ポンドドルを取り上げています。
右円枠内が示すとおり、現在、実勢レベルは、下落傾向にあるセンターライン（青色ライン）の下方に位置する一方で、マイナス1シグマライン（緑色ライン）を上回って推移しており、基調としての下落相場に変化ないものの、底固い動きとなっていることを示しています。
このマイナス1シグマラインを再度下回ってくるまでは、底固く推移、調整局面として、反転、上昇する可能性が高いと判断されます。
昨日、相場が変動する為のポイントして、実勢レベル終値がプラス1シグマラインを上抜けて引けるか、それともマイナス1シグマラインを下回って引けるか、さらには、現在、実態ローソク足に絡んでいる遅行スパンが実態ローソク足から放れるタイミングはいつかという点をご紹介しました。
実際の相場はご覧のチャートが示すとおり、赤色矢印が示す箇所で、マイナス1シグマラインを下回って引けたことや、左円枠内が示すとおり、遅行スパンが陰転したことで、下落トレンドに入ったことが見てとれます。
このように、決して焦らず、じっくりと相場の行方を見守り、終値ベースで相場の方向性を判断することが肝要です。
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