添付のチャートは、18日午前10時00分現在のドル円相場の60分足スーパーボリンジャーです。
右円枠内が示すとおり、現在、実勢レベルは、緩やかな上昇傾向にあるセンターライン(青色ライン)の上方に位置する一方で、プラス1シグマライン(緑色ライン)を下回って推移しており、ドル上昇基調ながらも上値の重い展開となっています。
このように、それまでプラス1シグマラインを上回っていた相場が、同ラインを下回って引けると、巡航速度の上昇相場が一旦終了したことを示します。
左円枠内が示す遅行スパンは、実態ローソク足を上回って推移しており、基調としては、買い優勢の相場地合いが続いていることを示します。
尚、先ほど、プラス1シグマラインを下回ったことで、調整局面入りしたと判断されますが、目先は、プラス1シグマラインとマイナス1シグマラインの間での推移が「予測」されます。そして、プラス1シグマラインを上回って引ければ、再度上昇トレンドに戻ることになる一方で、マイナス1シグマラインを下回って引けると、下落トレンド入りの可能性が出てきます。
尚、下落トレンド入りするかどうかは、バンド幅の拡大傾向や、遅行スパンの動きを見て判断することとなります。
このように、スーパーボリンジャーでは、プラス・マイナス1シグマライン、遅行スパン、そして、実勢レベルローソク足について、それぞれ互いとの位置関係をチェックするだけで、相場の方向性が見えてきます。
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