添付のチャートは、5日午前9時15分現在のユーロドル相場の60分足スーパーボリンジャーです。
年初の相場は荒れやすいという「経験則」がありますが、案の定、ユーロドル相場は年初から相場変動率が高まっています。
さて、チャートが示す通り、現在、実勢レベルはマイナス1シグマライン(緑色ライン)を僅かに上回る水準で推移しています。
遅行スパンが陰転していることもあり、基調としては、ユーロ下落トレンドにあるわけですが、実勢レベルがマイナス1シグマラインを上回って推移するか、それともマイナス1シグマラインを下回って推移するかで、相場の地合いが変化してきます。
つまり、マイナス1シグマラインを下回って引けてくると、ユーロ売り圧力が高まる一方で、マイナス1シグマラインを上回って引ける限り、反転・上昇の可能性が高まるということです。
一見単純な判断基準ですが、トレードでは、如何にしてシンプルに判断するかが大事です。特に、今回のように、急激に動いている相場に対しては、即断が必要となるだけに、シンプルな判断方法を覚えておくのが効果的です。
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