今日も、具体例として、豪ドル円相場を取り上げます。
添付のチャートは、本日18日午前9時15分現在の豪ドル円相場の60分足スパンモデルです。
右円枠内が示す通り、レジスタンスゾーン(赤色ゾーン)が出現しており、引き続き、豪ドル売り優勢局面であることを示しています。
一方、左円枠内が示す通り、遅行スパン(紫色ライン)は実態ローソク足に絡む動きをしており、現在、豪ドル円相場が、方向模索、揉み合い相場であることを示しています。
つまりは、全体観として、豪ドル下落基調にあるけれども、目先は、レンジ相場、揉み合い相場の局面にあることを押してくれているわけです。
尚、ご覧の通り、実勢レベルがレジスタンスゾーン下限ライン(青色ライン)を上回って引けると上昇圧力が強まり、その後、レジスタンスゾーン上限にまで達したことが見てとれます。その後、反落して、再度、レジスタンスゾーン下限ラインを下回っており、豪ドル売り圧力が再燃している状況が分かります。
このように、実勢レベル終値と、ゾーンの上限、下限ラインとの位置関係を見るだけで、相場の勢い(モメンタム)を瞬時にチェックすることが出来ます。それに従って、ポジション調整を行っていくことになるわけです。
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