今日は、具体例として、ユーロ円相場を取り上げます。
さて、添付のチャートは、本日21日午前9時25分現在のユーロ円相場の60分足スパンモデルです。
ご覧の通り、18日(先週火曜日)に買いシグナルが点灯して以降、サポートゾーン(青色ゾーン)が出現し続けています。つまり、ユーロ買いシグナルが点灯し続けているのが見てとれます。
また、右円枠内が示す通り、直近の動きを見ると、サポートゾーン上限ライン(青色ライン)に支えられて推移している様子がよく分かります。まさに、典型的な上昇トレンドに乗っていると言えます。
そして、左円枠内が示す通り、遅行スパン(紫色ライン)は、陽転継続しており、やはり、ユーロ買い優勢であることが確認されます。
今後の注目点ですが、60分足終値がサポートゾーン上限ラインをキープ出来るかどうかです。終値が同ラインを下回ってくると、ユーロ反落の可能性が高まりますので、要注意です。
このように、スパンモデルは、ゾーンの色の変化、実勢レベル終値と、ゾーンの上限、下限ラインとの位置関係を見るだけで、トレンドの有無と方向性、さらにトレンドの勢い(モメンタム)を瞬時にチェックすることが出来ます。
そして、その判断に従って、ポジション調整を行っていくことになるわけです。ただ、判断と言っても見て知るだけのことです。
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