20110204AUDJPY H Span Model.GIF
今週は、1週間を通して、具体例として、60分足スパンモデルを用いた豪ドル円相場の分析をご紹介しています。そのことで、スパンモデルの利用法をご理解して頂く為です。
さて、添付のチャートは、本日4日午前10時05分現在の豪ドル円相場の60分足スパンモデルです。
直近の実勢レベルローソク足は、サポートゾーン(青色ゾーン)の上限ラインの上方にて推移していることが見てとれます。
円枠が示す通り、押しこんだタイミングにて、サポートゾーン上限ラインに支えられていることで、巡航速度の上昇相場が保たれていることが分かります。
この辺りの一連の判断は全て「終値で判断する」ことを重々ご理解下さい。
この点を理解しないと、スパンモデルを正しく利用することは出来ません。遅行スパンについても、同様ですが、あくまで終値時点で確定するわけです。ですから、60分足の終値が確定するまでは、あくまで暫定的な判断となります。
このように、スパンモデルは、ゾーンの色の変化、実勢レベル終値と、ゾーンの上限、下限ラインとの位置関係、そして、遅行スパンの位置関係を見るだけで、トレンドの有無と方向性、さらにトレンドの勢い(モメンタム)を瞬時にチェックすることが出来る、便利なチャートです。
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