本日も、具体例として、ドル円相場を取り上げてご説明します。
添付のチャートは、本日16日午前9時55分現在のドル円相場の60分足スパンモデルです。
現在、サポートゾーン(青色ゾーン)が出現しており、ドル買いシグナルが点灯しています。そして、遅行スパンが陽転しており、ドル買い優勢を示唆しています。
尚、青色矢印の箇所は、ドル買いシグナルが点灯したタイミングを示しています。
もっとも、このタイミングの前に、ドル上昇の兆候はありました。すなわち、円枠内が示す通り、遅行スパンが陽転していた時点での実勢レベルの位置を確認すると、レジスタンスゾーンの下限ラインを上回って推移していたことが分かります。
このように、実勢レベルローソク足とゾーンとの位置関係を見ながらも、遅行スパンをチェックする習慣を付けておくことで、正確、且つ迅速な判断が出来るようになります。いずれにしても、遅行スパンを見ていれば相場の基調の流れを外すことがないということです。
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