20110222AUDJPY H Span Model.GIF
今日も、具体例として、60分足スパンモデルを用いた豪ドル円相場の分析をご紹介します。
添付のチャートは、本日22日午前10時10分現在の豪ドル円相場の60分足スパンモデルです。
現在、レジスタンスゾーン(赤色ゾーン)が出現しており、豪ドル売りシグナルが点灯しています。
売りのサインが出現したのは、まずは、左側の赤色矢印時点でした。つまり、遅行スパンが陰転した時点です。その後、遅行スパンの陰転とほぼ同時とは言え、円枠内が示す通り、実勢レベルローソク足終値がサポートゾーン上限ラインを下回って引けたことで、売りのサイン出現となりました。
さらに、その後、軟調に推移する中、今度は、スパンモデルの売りシグナルが点灯したのが見てとれます(右赤色矢印の箇所)。
このように、売りの兆候が次第に出現してきたことが分かります。相場展開に応じて、各サインをチェックしていく習慣を付けることが大事です。
スパンモデルは、ゾーンの色の変化、実勢レベル終値と、ゾーンの上限、下限ラインとの位置関係、そして、遅行スパンの位置関係を見るだけで、トレンドの有無と方向性、さらにトレンドの勢い(モメンタム)を瞬時にチェックすることが出来るものです。
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