20110617EURUSD H Span Model.GIF
ユーロドル相場の動きは相変わらず活発であり、格好の具体例となりますので、本日も引き続き採り上げます。
添付のチャートは、17日午前9時30分現在のユーロドル相場の60足スパンモデルです。
右円枠内が示す通り、現在もなお、レジスタンスゾーン(赤色ゾーン)が出現しており、ユーロ売りシグナルが点灯中です。しかしながら、実勢レベルがレジスタンスゾーン下限ラインを上回って推移していることから、ユーロ売り圧力の減退、ユーロ底固さが示唆されます。
このように、レジスタンスゾーン下限ラインは、相場の勢い(モメンタム)をチェックする上で重要なラインであることを覚えておいて下さい。
続いて、左円枠内が示す通り、遅行スパンはローソク足に絡む格好で推移しており、相場が揉み合い状態であることを示唆しています。このように、遅行スパンがローソク足に絡む場面では、相場が揉み合い状態にあること、言うなれば、市場内でポジション調整が起こっている局面と考えると分かりやすいです。まさに、調整局面ということです。
このように、「スパンモデル」は、ゾーンとの位置関係、そして、遅行スパンの位置を総合的判断することで、相場のトレンド性、勢いなどを簡単にチェックすることが出来ます。
尚、「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」の使い方については、私の著書「マーフィーの最強スパンモデルFX投資法」をお読み下さい。 
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