添付チャートは、20日午前9時10分現在の豪ドル円の60分足ベースのスーパーボリンジャーです。
現在、典型的なレンジ、揉み合い相場であることが分かります。
右円枠内は、現在の実勢レベルを示していますが、方向がフラット方向にあるセンターライン(青色ライン)に絡む動きをしていることが分かります。
左円枠内は、現在の遅行スパン(紫色ライン)を示していますが、ローソク足に絡んで推移しており、やはり、相場がレンジ相場であることを示唆しています。
尚、レンジ相場の場合、小動きのレンジ相場であればプラス1シグマライン(上の緑色ライン)とマイナス1シグマライン(下の緑色ライン)の間での推移となります。そして、いずれらのラインをブレイクすると、プラス・マイナス2シグマライン(赤色ライン)が次なるレンジのレベルとなります。
ところで、レンジ相場の時間が長ければ長いほど、その後にトレンドを伴った相場が訪れる可能性が高まります。トレンド性を伴った相場への変化の兆候は、(1)遅行スパンのローソク足からの放れ、(2)バンド幅の拡大、(3)実勢レベル終値がプラス1シグマラインを上回って引け続ける、もしくはマイナス2シグマラインを下回って引け続ける、等が条件となります。
いずれにせよ、焦らず、相場の放れを待ちたい場面です。
尚、「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」の使い方については、私の著書「マーフィーの最強スパンモデルFX投資法」をお読み下さい。
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