20110715USDJPY H Span Model.GIF
本日も、ドル円相場を取り上げてみましょう。
添付チャートは、ドル円の、午前9時15分現在の60分足スパンモデルです。
右円枠内をご覧の通り、現在、サポートゾーン(青色ゾーン)が出現しており、ドル買い優位の局面に変化していることが分かります。青色矢印の箇所が、レジスタンスゾーンからサポートゾーンに変化したタイミングです。
チャート上、左上方に売りシグナルが点灯したタイミング(先週末金曜日、米雇用統計発表時)がありましたが、それ以来の買いシグナルとなります。
そして、左円枠内出示される通り、遅行スパン(紫色ライン)はローソク足に絡む格好で推移しており、陽転するかどうかの微妙な位置にあります。今後、ローソク足から上放れると陽転となり、ドル買い圧力が高まる一方で、下方に放れると、再度、陰転となり、ドル売り圧力が高まることになります。
現在、実勢レベルはサポートゾーンを挟んで神経質な動きをしていることや遅行スパンの位置から、相場はまさにブル・ベアの分岐点に位置する格好となっています。このような時は、相場が放れる方向についていくスタンスが大切です。焦らずに、タイミングを待ちたい場面です。
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