添付チャートは、午前10時30分現在のユーロ円の60分足スーパーボリンジャーです。
まず、左円枠内が示す通り、遅行スパンがローソク足を下回って推移(陰転)しており、基調として、ユーロ売り優勢局面であることが分かります。
そして、右円枠内が示す通り、実勢レベルは、センターライン(21時間線、青色ライン)を下回りつつも、マイナス1シグマライン(緑色ライン)を上回って推移しています。つまりは、ユーロ下落基調ながらも、目先は底固い展開であることを示唆しています。
今後、マイナス1シグマラインを下回ってくればユーロ売り圧力が再燃しますが、それまでは、底固い展開が予測されます。というわけで、遅行スパンの位置のみならず、実勢レベルとマイナス1シグマラインとの位置関係を注視しておきたいところです。
尚、「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」の詳しい見方・使い方については、私の著書「マーフィーの最強スパンモデルFX投資法」をお読み下さい。
“http://www.span-model.com/pr/”:http://www.span-model.com/pr/