20110823USDJPY D Super Bollinger.GIF
添付チャートは、午前9時40分現在のドル円の日足スーパーボリンジャーです。
昨日に続き、日足ベースのスーパーボリンジャーです。
まず、左円枠内が示す通り、依然として、遅行スパンがローソク足を下回って推移(陰転)しており、引き続き、基調として、ドル売り優勢局面であることが分かります。
そして、右円枠内が示す通り、昨日のNY終値は、マイナス1シグマライン(緑色ライン)を上回って引けました。ご覧の通り、8月9日以降、ドル円相場は、日足終値ベースにて、このマイナス1シグマラインを下回り続けてきたわけですが、昨日、ようやく、上回って引けたことになります。
このことから、ドル円相場が反転、上昇する可能性が出てきたと判断されます。既報の通り、マイナス1シグマラインは、巡航速度の下落トレンドが続くかどうかの重要な判断基準です。つまり、同ラインを上回って引ける場合、今までの巡航速度の下落トレンドが一旦は終了し、反転、上昇に向かう可能性が高まることになります。もちろん、遅行スパンが陰転している限りは、基調としてのドル下落トレンドは変わりません。
尚、「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」の詳しい見方・使い方については、私の著書「マーフィーの最強スパンモデルFX投資法」をお読み下さい。 
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