20110901USDJPY D Super Bollinger.GIF
添付チャートは、1日午前9時55分現在のドル円の日足スーパーボリンジャーです。
日足ベースですから、中長期の動きを探る上で参考になるスーパーボリンジャーです。
右円枠内は、直近の日足の動きを示したものです。センターライン(青色ライン)とマイナス1シグマライン(緑色ライン)の間で推移していること、センターラインがフラット化していること、バンド幅が収束していることからも、ここ最近のドル円は、レンジ、膠着相場であることが見てとれます。
そして、左円枠内は遅行スパンを示しています。遅行スパンはローソク足に絡む格好で推移しており、レンジ相場であることを示唆しています。
そして、重要なことは、遅行スパンが、大陽線が出た時点に差し掛かっていることです。8月4日は、大規模の為替介入が実施された日であり、大きな陽転が出現しましたが、遅行スパンが、その日のローソク足の下方を通過していることです。
このように、遅行スパンが、過去に大きく動いたローソク足に差し掛かると相場変動が大きくなる傾向があります。特に、ローソク足と同じ方向に動きやすくなるという「経験則」がある点、覚えておくと便利です。
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