20110908USDJPY D Span Model.GIF
添付チャートは、8日午前9時50分現在のドル円の日足スパンモデルです。日足ベースですから、中長期の動きを探る上で参考になるスパンモデルです。
現在、レジスタンスゾーン(赤色ゾーン)が出現継続しており、依然として、ドル売り優勢局面であることを示しています。
そして、6日(火曜日)以降、ドル上昇に転じていますが、チャート内右円枠をご覧の通り、レジスタンスゾーン下限ライン(青色ライン)に戻りを抑えられる格好となっているのが見てとれます。同ラインを上回って引けてくると、ドル上昇力がさらに高まると想定されますが、それまでは、上値を抑える役割を果たします。
続いて、左円枠内にて遅行スパンが示されています。本日現在、大陽線となったローソク足に絡む位置にあります。尚、この大陽線は、大規模為替介入が実施された8月4日のローソク足です。このように、過去に大きく動いた日のローソク足に遅行スパンが絡む場合、相場変動率が高まりやすいという特性があります。その意味で、今後、数日間の動きは特に注目されます。
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