添付チャートは、9日午前9時30分現在のドル円の日足スパンモデルです。日足ベースですから、中長期の動きを探る上で参考になるスパンモデルです。
現在、レジスタンスゾーン(赤色ゾーン)が出現継続しており、依然として、ドル売り優勢局面であることを示しています。そして、チャート内右円枠をご覧の通り、レジスタンスゾーン下限ライン(青色ライン)に戻りを抑えられる格好となっているのが見てとれます。
今後、同ラインを上回って引けてくると、ドル上昇力がさらに高まると想定されますが、それまでは、引き続き、上値を抑える役割を果たします。尚、終値時点で判断することが重要ポイントです。
続いて、左円枠内にて遅行スパンが示されています。昨日、大陽線となったローソク足に絡んだ後、再度、ローソク足の下方に位置しています。本日以降、ローソク足が下落方向にあり、このローソク足の動きにつられて遅行スパンが軟化するかどうか注目されます。その場合は、ドル売り圧力が加わることになります。
いずれにしても、現在、ドル上昇続伸か、それとも反落かの瀬戸際に位置していると考えられます。
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