添付チャートは、12日午前9時30分現在のユーロ円の60分足スーパーボリンジャーです。
右円枠内が示す通り、実勢レベル60分足は、マイナス1シグマライン(緑色ライン)に抑えられて推移しています。同ラインを下回ると同時にマイナス2シグマライン(赤色ライン)を上回って引け続ける限りは、巡航速度のユーロ下落相場と見なせます。
一方で、マイナス1シグマラインを上回って引けると、ユーロ反転、上昇力が高まることになります。また、マイナス2シグマラインを下回る場合は、売り圧力過熱感から底固くなると予測されます。
このように、相場には、「勢いの度合い」というものがあります。例えば、息の長い下落トレンドはマイナス1シグマラインとマイナス2シグマラインの間を推移するものだということです。
尚、左円枠内は、遅行スパン(紫色ライン)がローソク足を下回って推移(陰転)しているのが見てとれます。つまり、基調としてのユーロ優位の局面継続中であることが確認出来ます。
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