添付チャートは、14日午前9時20分現在のユーロ円60分足スパンモデルです。
右円枠内が示す通り、サポートゾーン（青色ゾーン）が出現しており、ユーロ買いシグナルが点灯継続中です。そして、実勢レベルは、サポートゾーンに絡む格好で推移していること、さらに、左円枠内で示される遅行スパンがサポートゾーン内で推移していることから、かろうじて、ユーロ上昇基調をキープしています。
とりわけ、注目すべきは、遅行スパンであり、ローソク足を下回って推移しており、陰転を示しています、つまり、ユーロ売り優勢を示唆しています。しかしながら、サポートゾーンを下回っていないことで、本格的な売り優勢局面にはなっていないことが分かります。もっとも、サポートゾーンを下回ってくると、下落圧力が高まる点、念頭に入れておく必要があります。
このように、遅行スパンの分析には、ローソク足との位置関係だけでなく、ゾーンとの位置関係も考慮に入れることが望まれます。
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