添付チャートは、19日午前9時20分現在のユーロ円60分足スーパーボリンジャーです。
60分足スーパーボリンジャーは、日中トレード（デイトレード）を行う際の全体観を探る上で便利な時間軸のスーパーボリンジャーです。もちろん、チャートそのものを利用しての日中トレードも可能です。
左円枠内の遅行スパン（紫色ライン）の動きをご覧下さい。ローソク足を下回って推移しており、ユーロ売り優勢を示唆しています。添付チャート内の遅行スパンは、概ね、ローソク足を下回る場面が多く見られますが、要するに、ユーロ売り優勢局面にあることが見てとれます。尚、ローソク足にぶつかるタイミングでは、ローソク足がレジスタンスの役割を果たします。
右円枠内の実勢レベルの動きをご覧下さい。センターライン（青色ライン）に絡む位置で推移しており、レンジ相場の地合いを示唆しています。比較的値幅を伴ったレンジ相場は、プラス2シグマラインとマイナス2シグマラインの間を、値幅の狭いレンジ相場は、プラス1シグマラインとマイナス1シグマラインの間を往来する傾向があります。
今後のポイントは、相場がいつ放れるかです。「放れる」とは、実勢レベル終値が、プラス1シグマラインを上回って引ける、もしくは、マイナス1シグマラインを下回って引けることを指します。
加えて、遅行スパンがローソク足から放れていき、さらにバンド幅が拡大に向かう場合は、相場のトレンド性が高まることになります。
★「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」の詳しい見方・使い方については、私の著書「マーフィーの最強スパンモデルＦＸ投資法」をお読み下さい。
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