添付チャートは、27日午前9時20分現在のドル円日足スパンモデルです。
日足分析ですから、いつもお届することの多い60分足よりは長めのトレンド分析となります。
右円枠内をご覧の通り、レジスタンスゾーン(赤色ゾーン)が継続しておりドル売りシグナル点灯継続中であること、実勢レベルがレジスタンスゾーン下限ラインを下回っていることから、ドル下落トレンドであることが見てとれます。
もっとも、ローソク足の形状を見ると、ここ数日間、たくり線が出現しており、ドル底固さを示唆する格好となっています。背景として介入警戒感の存在が挙げられますが、ここでは、あくまで相場として判断することにします。
そして、左円枠内をご覧の通り、遅行スパン(紫色ライン)は、依然として、ローソク足に絡んで推移し続けていることが分かります。そして、重要ポイントは、やはり、遅行スパンがローソク足の上げ下げと歩調を合わせる格好で推移していることです。つまりは、遅行スパンの「同期性」という特徴です。
ここしばらくは、ローソク足が上昇傾向にあるだけに、果たして、遅行スパンがローソク足の動きに歩調を合わせてじり高に推移するかどうか注目されます。
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