添付チャートは、21日午前9時30分現在のユーロ円の日足スーパーボリンジャーです。
日足ベースですから、デイトレードを行う際の大局観の把握に便利な時間軸のスーパーボリンジャーです。もしくは、スイングトレード、さらには、ポジショントレードを行う際の売買の判断にも利用出来ます。
さて、左円枠内が示す通り、遅行スパンは、ローソク足を下回って推移、陰転しており、ユーロ売り優勢を示唆しています。
そして、右円枠内が示す通り、実勢レベルは、マイナス1シグマラインとマイナス2シグマラインの間にて推移しており、巡航速度の下落トレンドに乗っていることが分かります。マイナス3シグマラインの向きは依然として下向きである点も、下落トレンド継続を示唆しています。
注目すべきは、遅行スパンの位置です。遅行スパンの真上に位置しているローソク足は今週以降下落に転じることです。遅行スパンがローソク足の下落傾向と順相関となって下落継続となるのか、それとも、ローソク足の下落傾向と逆相関となって遅行スパンが上昇に転じるのか、注目のタイミングとなる点です。
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