スペイン国債利回りが危機的水準と言われている７％を上回ったり、今週末のギリシャ議会選挙を前に神経質なムードにある中で、ユーロは底固く、堅調な地合いをキープしています。
添付チャートは、午前9時10分現在のユーロ円の60分足スーパーボリンジャーです。
■円枠１
この場面では、実勢レベルではなく、遅行スパンを見て下さい。昨日、一旦下落した後、反発したタイミングにおける遅行スパンの動きに注目して下さい。遅行スパンがローソク足に絡みながら推移したことが見てとれます。
■円枠２
現在の遅行スパンの位置です。ローソク足を上回って推移しており、ユーロ買い優勢を示唆しています。
■円枠３
現在の実勢レベルの推移です。プラス1シグマライン（緑色ライン）を上回って推移していること、バンド幅が拡大していることなどから、巡航速度の上昇相場を示唆しています。
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