添付チャートは、午前9時50分現在のユーロドルの日足スパンモデルです。日足ベースですから、比較的長めのスイングトレードやポジショントレードの際に有効です。加えて、デイトレードを行う際の大局観の把握に便利です。
■左円枠
現在の遅行スパンの位置です。ローソク足に接触スル位置にあり、ローソク足がレジスタンスの役割を果たします。つまり、戻り売りの候補レベルであることを示唆しています。昨日のユーロ上値の重さの背景要因でもあります。
■右円枠
直近の実勢レベルの推移を示しています。昨日、プラス2シグマライン（戻りのターゲット水準）に達したことから、戻り達成感が生じたことで軟化しています。バンド幅も収束する中で、実勢レベルはセンターラインとプラス1シグマラインの間で推移しており、目先は膠着気味の展開が示唆されます。
今後の注目点として、戻り一杯となって続落し続けるのか、それとも、センターラインを割り込まず、じり高傾向に推移し、本格上昇トレンドに入っていく為の底固めか、ブル・ベアの分岐点にあると読めそうです。
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