添付チャートは、午前8時40分現在の豪ドル円の日足スーパーボリンジャーです。
まず、左円枠内が示す通り、遅行スパン(紫色ライン)は、陽転継続しており、基調として、豪ドル買い優勢を示唆しています。
もっとも、注意すべきは、ローソク足が軟化する場面に差し掛かっている点です。このような場合、遅行スパンがローソク足の影響を受けて反落する確率が高まる点、念頭に置いておくのが無難です。
続いて、右円枠内が示す通り、日足実勢レベルはプラス1シグマライン(緑色ライン)とセンターライン(青色ライン)の間で推移しています。センターラインの向きは上昇方向であることからも、現在、緩やかな豪ドル上昇相場の地合いにあることが分かります。
ポイントは実勢レベルがプラス1シグマラインを下回って推移している点です。つまり、上値の重さが示唆されることです。プラス1シグマラインを下回って推移している限り、さらなる軟化の可能性を念頭に置いておくのが無難です。一方、同ラインを上回って推移してくると、上昇力が高まりやすくなります。
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