20120828 USDJPY H Span Model.GIF
本日は、日足分析ではなく60分足分析をお届けします。
添付チャートは、午前8時45分現在のドル円(USD/JPY)60分足スパンモデルです。
左円枠内、遅行スパンはローソク足に絡みつつも陽転しつつあり、ドル買い優勢を示唆しています。
右円枠内、実勢レベル60分足は、サポートゾーン(青色ゾーン)の上限ライン(青色スパン)に支えられる格好で推移しており、ドル堅調な地合いにあることを示しています。
ところで、スパンモデルの買いシグナル点灯時に高値を付け、その後は、膠着気味に推移しているのが見てとれます。このように、買いシグナル点灯時に高値圏となる現象は、スパンモデルの「逆指標」と呼びますが、レンジ、揉み合い相場において見られるケースです。
もっとも、「逆指標」と言っても、指標が外れているとか間違っているという意味ではありません。っつまり、逆相関という意味です。現在、日足ベースで見て、ドル円相場はレンジ相場となっていることから、60分足スパンモデルで見て、このような逆指標が発生しやすい地合いにあると言えるわけです。
逆に言うと、レンジ相場においては、この逆指標、つまりは、逆相関を利用して、高値や安値の目途を付けることが出来るという点、ご理解下さい。
尚、今後、買いシグナル点灯時の高値をブレイクしていく場合は、「順指標」に変化していく点も覚えておいて下さい。
スパンモデルシグナルの順指標や逆指標は、その時の相場の地合いによって使い分けることで、トレードに活用されることをお勧めします。
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