添付チャートは、午前9時40分現在のドル円（USD/JPY）日足スーパーボリンジャーです。
日足ですから、中期的なトレンド判断に有効な時間軸のスーパーボリンジャーとなります。実際には、スイングトレードを行う際の大局観の把握などに重宝です。
さて、昨日のドル円相場は、1日の中の動きを見ると、日銀政策決定会合の後、乱高下をしました。しかしながら、日足ベースで見ると、単に想定レンジの中を往ったり来たりしただけの動きであったことが見てとれます。
つまり、ご覧の通り、遅行スパンはローソク足に絡んでおり、レンジ相場を示唆しています。特に、ローソク足に抑えられる格好で遅行スパンが推移した点は注目です。
また、日中に上昇した水準である79.20円近辺は、レンジ上限の目途とも言えるプラス2シグマラインでもありました。
結局、一旦は上昇したけれども、レンジ上限にぶつかって反落し、仕切り直しの格好となっています。バンド幅も収束しており、目先、膠着気味の展開となるかもしれませんが、次なるトレンド性を伴った動きの前のレンジ、揉み合い相場となりそうです。
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