添付チャートは、午前10時40分現在のユーロ円（EUR/JPY）60分足スパンモデルです。
60分足スパンモデルは、スイングトレードの売買判断や、デイトレードの大局観の把握等に便利です。
さて、現在の状況ですが、サポートゾーン（青色ゾーン）が出現しており、ユーロ買い優勢局面にあることを示しています。
そして、実勢レベル60分足終値は、青色スパン（サポートゾーン上限ライン）を上回って推移しており、ユーロ上昇トレンドにあることを示唆しています。また、遅行スパンは、ローソク足の上方を推移しており、基調トレンドがユーロ買い優勢であることが確認出来ます。
ところで、今回、注目して頂きたいのは、チャート内の円枠の箇所です。
いずれも、60分足終値が青色スパンを下回って推移している局面です。このように、サポートゾーンが出現している最中に、実勢レベルローソク足終値が青色スパンを下回って推移する場合、買い圧力が減退していることを示します。
もっとも、同時に注目して頂きたいのは、その時の遅行スパンの位置です。ローソク足に絡んでいるものの、完全に陰転しているわけではないことが見てとれます。加えて、赤色スパンの向きは上方向となっている点も注目です。
従って、基本的なトレンドは上昇方向で継続していることが確認出来るわけです。
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