添付チャートは、午前10時35分現在のドル円(USD/JPY)60分足スパンモデルです。
60分足スパンモデルは、スイングトレードの際の売買ポイントの把握やデイトレードを行う際の大局観の把握などに特に有効です。
さて、チャート内、左円枠内が示す通り、遅行スパン(紫色ライン)は、ローソク足を下回って推移、陰転してきており、基調として、ドル売り優勢を示唆しています。
そして、右円枠内が示す通り、レジスタンスゾーン(赤色ゾーン)が出現しつつあり、ドル売りシグナルが点灯しそうになっていることが見てとれます。
今後の注目ポイントは、今後、遅行スパンが陰転継続となるのかどうか、そして、実勢レベル60分足終値がレジスタンスゾーンに抑えられ、下落していくかどうかです。日足ベースでは、巡航速度のドル上昇トレンドに変化ない中の動きだけに、この60分足の世界での動きが本格化するのかどうか、注視したい場面です。
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