20150210 USDJPY H Span Model.gif
本日も、昨日に続き、ドル円相場を具体例として取り上げます。
添付チャートは、午前8時30分現在のドル円(USD/JPY)60分足スパンモデルスペシャルです。スパンモデルスペシャルとは、スパンモデルとスーパーボリンジャーを併せたものです。尚、添付のチャートは、通常のスパンモデルに、センターライン(薄青色ライン)、プラス・マイナス1シグマライン(緑色ライン)、プラス・マイナス2シグマライン(オレンジ色ライン)、プラス・マイナス3シグマライン(水色ライン)だけを追加した簡易型のスパンモデルスペシャルです。
以下、現時点での、幾つかの判断ポイントをご紹介します。
<<要点>>
ドル円相場は、60分足スパンモデルスペシャルにて、長期ドル上昇トレンドが崩れない中、目先は、ドル緩やかな下落トレンドともレンジ相場とも読み取れます。
<<幾つかの判断ポイント>>
■赤色スパンは上向きとなっており、長期トレンドは、ドル高方向で変わりません。
■遅行スパンは、ローソク足の下方を推移(狭義の陰転)しつつも、ゾーンの上方を推移(広義の陽転)しており、引き続き、ドル買い優勢を示しています。(中期トレンド方向、基調トレンド方向)
■スパンモデルシグナルは、依然として、ドル買いシグナルが点灯継続しています。
■実勢レベル(60分足)終値は、青色スパンを僅かに下回って推移しており、短期的に見て、ドル上値の重さも示唆されます。(短期トレンド方向)
■短期的なトレンド方向やモメンタムを教えてくれるスーパーボリンジャーでは、現在、60分足終値がセンターラインの下方を推移しており、ドル緩やかな下落トレンドを示しています。(短期の判断) 
<<今後の注目ポイント>>
■目先、方向感を探る展開であり、いつ相場が放れていくか注目です。尚、「相場の放れ」の条件は、(1)遅行スパンがローソク足から上放れる、もしくは、下放れる、(2)終値がプラス1シグマラインの上方にて引ける、もしくは、マイナス1シグマラインの下方にて引ける、(3)バンド幅が拡大傾向に転じる、等々です。加えて、放れのタイミングで、終値がプラス2シグマラインを上回る、もしくは、マイナス2シグマラインを下回ることが望ましいです。
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