20150223 USDJPY H Span Model.gif
ドル円相場を具体例として取り上げます。
添付チャートは、午前8時30分現在のドル円(USD/JPY)60分足スパンモデルスペシャルです。
(スパンモデルスペシャルについては最後部をご参照)
以下、現時点での、幾つかの判断ポイントをご紹介します。
<<要点>>
ドル円相場は、60分足スパンモデルスペシャルにて、依然として、レンジ、揉み合い相場となっています。そのため、スパンモデルシグナルの逆行パターンが短期間に頻発しやすくなっています。目先、逆張りトレーディング(レンジトレーディング)に有効活用したい場面です。
<<幾つかの判断ポイント>>
■赤色スパンは下向きに変化しており、長期的に見て、ドル売り優勢と判断します。(長期トレンド)
■遅行スパンは、ローソク足やゾーンに絡んで推移しており、レンジ、揉み合い相場を示唆しています。(中期トレンド方向、基調トレンド方向)
■スパンモデルシグナルは、ドル買いシグナルが点灯しています。この時間の終値(午前9時確定)がゾーンの上方に位置していれば、逆行と判断します。つまり、ドル売りサインです。
■実勢レベル(60分足)終値は、青色スパンを上回って推移しており、短期的に見て、ドル堅調な展開を示しています。(短期トレンド方向)
■短期的なトレンド方向やモメンタムを教えてくれるスーパーボリンジャーでは、現在、60分足終値がプラス1シグマラインの上方を推移しており、ドル上昇トレンドと判断します。もっとも、先ほどの遅行スパンの動きを合わせて総合的に判断すると、レンジ相場の地合いにあります。(短期の判断) 
<<今後の注目ポイント>>
■目先、方向感に乏しく、往来、レンジ、揉み合い相場の地合いにあります。スパンモデルシグナルの逆行パターンを利用したレンジトレーディングを行うか、相場の放れを待ってトレンドに乗りたい場面です。ドル売りサインが出現する可能性が濃厚となっている点、注目です。
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★スパンモデルスペシャルとは、スパンモデルとスーパーボリンジャーを併せたものです。尚、添付のチャートは、通常のスパンモデルに、センターライン(薄青色ライン)、プラス・マイナス1シグマライン(緑色ライン)、プラス・マイナス2シグマライン(オレンジ色ライン)、プラス・マイナス3シグマライン(水色ライン)だけを追加した簡易型のスパンモデルスペシャルです。