20150224 USDJPY H Span Model.gif
ドル円相場を具体例として取り上げます。
添付チャートは、午前8時40分現在のドル円(USD/JPY)60分足スパンモデルスペシャルです。
(スパンモデルスペシャルについては最後部をご参照)
以下、現時点での、幾つかの判断ポイントをご紹介します。
<<要点>>
ドル円相場は、60分足スパンモデルスペシャルにて、依然として、レンジ、揉み合い相場となっています。そのため、スパンモデルシグナルの逆行パターンが短期間に頻発しやすくなっています。引き続き、逆張りトレーディング(レンジトレーディング)に有効活用したい場面です。
<<幾つかの判断ポイント>>
■赤色スパンは上向きに変化しており、ドル買い優勢と判断しますが、上向きに変化したタイミングにて、高値を付けるパターン(逆行パターン)となっている点、注目です。広義の逆行パターンと判断できます。
■遅行スパンは、ローソク足やゾーンに絡んで推移しており、レンジ、揉み合い相場を示唆しています。(中期トレンド方向、基調トレンド方向)
■スパンモデルシグナルは、ドル買いシグナルが点灯しています。
■実勢レベル(60分足)終値は、青色スパンを下回って推移しており、短期的に見て、ドル上値重い展開を示しています。(短期トレンド方向)
■短期的なトレンド方向やモメンタムを教えてくれるスーパーボリンジャーでは、現在、総じて、レンジ相場の地合いにあります。プラス2シグマラインとマイナス2シグマラインの間での往来相場と読みます。
<<今後の注目ポイント>>
■目先、方向感に乏しく、往来、レンジ、揉み合い相場の地合いにあります。スパンモデルシグナルの逆行パターン等を活用したレンジトレーディングを行うか、相場の放れを待ってトレンドに乗りたい場面です。
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★スパンモデルスペシャルとは、スパンモデルとスーパーボリンジャーを併せたものです。尚、添付のチャートは、通常のスパンモデルに、センターライン(薄青色ライン)、プラス・マイナス1シグマライン(緑色ライン)、プラス・マイナス2シグマライン(オレンジ色ライン)、プラス・マイナス3シグマライン(水色ライン)だけを追加した簡易型のスパンモデルスペシャルです。