20150226 USDJPY H Span Model.gif
ドル円相場を具体例として取り上げます。
添付チャートは、午前8時30分現在のドル円(USD/JPY)60分足スパンモデルスペシャルです。
(スパンモデルスペシャルについては最後部をご参照)
以下、現時点での、幾つかの判断ポイントをご紹介します。
<<要点>>
ドル円相場は、60分足スパンモデルスペシャルにて、依然として、レンジ、揉み合い相場となっています。引き続き、逆張りトレーディング(レンジトレーディング)が有効な場面です。
<<幾つかの判断ポイント>>
■赤色スパンは下向きに変化しており、長期的には、ドル売り優勢と判断します。そして、下向きに変化したタイミングで一旦や安値を付けるという「広義の逆行パターン」となっています。
■遅行スパンは、ローソク足に絡んで推移しており、中期的、基調としては、レンジ、揉み合い相場を示唆しています。
■実勢レベル(60分足)終値は、青色スパンに抑えられる格好で推移しており、短期的に見て、ドル軟調な展開を示しています。
■スパンモデルシグナルは、ドル売りシグナル点灯中です。また、売りシグナル点灯時に安値を付けるという「逆行パターン」となっていることも確認できます。
■加えて、短期的なトレンド方向やモメンタムを教えてくれるスーパーボリンジャーでは、現在、総じて、レンジ相場の地合いにあります。
<<今後の注目ポイント>>
■目先、引き続き、方向感に乏しく、往来、レンジ、揉み合い相場の地合いにあります。スパンモデルシグナルの逆行パターン等を活用したレンジトレーディングを行うか、相場の放れを待ってトレンドに乗りたい場面です。尚、レンジ相場の場合、プラス2シグマラインが上値目途、マイナス2シグマラインが下値目途となります。
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★スパンモデルスペシャルとは、スパンモデルとスーパーボリンジャーを併せたものです。尚、添付のチャートは、通常のスパンモデルに、センターライン(薄青色ライン)、プラス・マイナス1シグマライン(緑色ライン)、プラス・マイナス2シグマライン(オレンジ色ライン)、プラス・マイナス3シグマライン(水色ライン)だけを追加した簡易型のスパンモデルスペシャルです。