ドル円相場を具体例として取り上げます。
添付チャートは、午前8時30分現在のドル円(USD/JPY)60分足スパンモデルスペシャルです。
(スパンモデルスペシャルについては最後部をご参照)
以下、現時点での、幾つかの判断ポイントをご紹介します。
<<要点>>
ドル円相場は、60分足スパンモデルスペシャルにて、ドル下落トレンド入りする兆候が現れているのが見てとれます。スパンモデルのドル売りシグナル点灯後の安値119.38円水準を終値ベースでブレイクするかどうかがポイントです。
<<幾つかの判断ポイント>>
■赤色スパンの向きは依然として上昇方向であり、引き続き、長期的に、ドル買い優勢と判断します。
■遅行スパンは、サポートゾーンに支えられており、広義での陽転継続している一方で、ローソク足の下方を推移しており、狭義での陰転となっています。短期的にはドル売り優勢となってきています。
■実勢レベル(60分足)終値は、依然として、青色スパンに絡む位置で推移しており、価格中立の揉み合い相場となっていますが、終値が青色スパンを下回ってくると、ドル下落圧力の高まりを示します。
■スパンモデルシグナルは、ドル売りシグナルが点灯しています。売りシグナル点灯後4本目で安値を付けて反発しており、逆行パターンとなっています。今後、シグナル点灯後4本目の安値を終値ベースでブレイクすると、逆行から順行パターンに変化します。
■加えて、短期的なトレンド方向やモメンタムを教えてくれるスーパーボリンジャーでは、現在、60分足終値がセンターラインに絡んで推移しており、レンジ相場を示唆しています。
<<今後の注目ポイント>>
■60分足終値が売りシグナル点灯後4本目の安値である119.38円を終値ベースでブレイクするかどうかです。その場合、逆行パターンから順行パターンに変化することになり、ドル売り圧力が強まる可能性があるからです。
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★スパンモデルスペシャルとは、スパンモデルとスーパーボリンジャーを併せたものです。尚、添付のチャートは、通常のスパンモデルに、センターライン(薄青色ライン)、プラス・マイナス1シグマライン(緑色ライン)、プラス・マイナス2シグマライン(オレンジ色ライン)、プラス・マイナス3シグマライン(水色ライン)だけを追加した簡易型のスパンモデルスペシャルです。