添付チャートは、ドル円の1時間足スーパーボリンジャーです。
尚、右四角枠内は、直近の動きを示し、左四角枠内は、直近の遅行スパンの動きを示しています。
現在、ドル円相場は、1時間足で見て、レンジ相場と判断します。
判断根拠は、
1)遅行スパンがローソク足に絡んでいること、
2)バンド幅が収束傾向にあること、
です。
尚、遅行スパンはローソク足に絡んでいますが、どちらかと言うと、ローソク足に抑えられて推移していることが見てとれます。
すなわち、レンジ相場であることには変わりないのですが、上値が重い格好となっているレンジ相場と読み取れます。
さて、今後、相場の放れを待ちたい場面ですが、「相場の放れ」の条件は、
1)遅行スパンがローソク足から上放れる、もしくは、下放れる、
2)終値が+1σラインの上方にて引ける、もしくは、-1σラインの
下方にて引ける、
3)バンド幅が拡大傾向に転じる(「エクスパンション」と言います)、
4)加えて、追加補足要件として、放れのタイミングで、終値が
+2σラインを上回る、もしくは、-2σラインを下回ること、
さらには、遅行スパンがローソク足のみならず、+-2σライン
をブレイクすること、
等々です。
また、先ほど見た通り、同じレンジ相場でも、遅行スパンの位置をチェックすることで、買いが優勢なレンジ相場か、売りが優勢なレンジ相場かを区別することが出来ます。
現在のドル円相場は、1時間足で見て、どちらかと言うと、売りが優勢と判断するわけです。
★★より詳しい解説等は、
「マーフィーの実践トレードコーチング」
を参考にされてください。
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