添付チャートは、ドル円の日足スーパーボリンジャーです。
2つの四角枠内を注視してください。
四角枠A内は、直近の動きですが、レンジ相場の局面と判断できます。
理由は、まず、四角枠B内が示す通り、遅行スパンがローソク足に絡んでいます。これは典型的なレンジ相場の特徴です。
そして、四角枠A内が示す通り、昨日時点で、+2σライン(赤色ライン)に到達しています。+2σラインはレンジ相場の上値レジスタンスラインですから、上昇達成感もあります。
尚、注目は、遅行スパンとローソク足との位置関係です。
つまり、今後、ローソク足が下落傾向に推移していることから、遅行スパンがローソク足の歩調に合わせて下落していくシナリオが出てきます。
昨日、ドル円相場は上値目途に到達した後だけに、今後のドル反落の展開をシナリオの中に入れておきたい場面です。
一方、セカンドシナリオとしては、今後、レンジ相場からドル上昇トレンド相場に変化する展開が想定されます。
尚、今後、上昇トレンド発生の際の「相場の放れ」の条件は、
1)遅行スパンがローソク足から上放れる
2)終値が+1σラインの上方にて引ける
3)バンド幅が拡大傾向に転じる(「エクスパンション」と言います)、
4)加えて、追加補足条件として、放れのタイミングで、終値が+2σライン
を上回ること等々が条件となります。
★★より詳しい解説等は、
「マーフィーの実践トレードコーチング」
を参考にされてください。
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