昨日に続き、日足分析です。
添付チャートは、ドル円の日足をスパンオートシグナル
(https://www.xfine.info/sauto/ ) で表示したチャートです。
尚、チャートは、スーパーボリンジャー、スパンモデルの全ての
ラインを表示した、フルバージョンのスパンオートシグナルです。
以下、チャートの四角枠内で示される直近の動きについて、
スーパーボリンジャーの部分、スパンモデルの部分に分けて、
それぞれ解説します。
<スーパーボリンジャー>
引き続き、調整の反騰局面と判断します。
判断根拠は、
1)遅行スパンが陰転中であること、
2)終値が一旦は-1σラインの上方で引けたこと、
3)バンド幅が拡大傾向から縮小傾向に変化しつつあること
等々です。
尚、引き続き、-1σラインから-2σラインに押しが入る場面は
押し目買いのチャンスを狙いたい場面と考えます。
尚、センターラインは目先の上値目途であり、接近する場面
(最初の戻り)は、一旦は売り場と読みます。
ところで、目先、上値の重い展開にも見えますが、終値がセンター
ラインをブレイク出来ない場合、センターラインをレジスタンス
とした緩やかな下落トレンドと読むことも出来ます。
<スパンモデル>
まず、背景色が、薄赤色であることから、赤色スパンが陰転して
いることが見てとれます。
すなわち、引き続き、ドル長期下落トレンドの中にあります。
そして、赤色スパン陰転時の猶予期間中につけた安値水準である
105.90-95円近辺の下方で推移していることから、依然として、
順行パターンの売りサインが点灯中です。
また、直近にて、赤色四角枠が出現しており、スパンモデルの売り
シグナルが点灯していますが、売りシグナル点灯時の猶予期間中に
つけた安値水準106.00-05円近辺の下方を推移していることから、
依然として、順行パターンの売りサイン点灯中です。
以上から、価格を重視するスーパーボリンジャーでは、依然として、
調整の反騰局面を示している一方で、時間を重視するスパンモデル
では、引き続き、ドル下落トレンドを示しています。
このように、スーパーボリンジャーの判断とスパンモデルの判断が
異なる場合は、一旦は様子見するか、もしくは、より下位の時間軸
(4時間足や1時間足)で目先の判断を下していくのが無難です。
何故なら、相場の世界では、「小は大を兼ねる」からです。
ちなみに、4時間足においては、調整の反落局面の最終場面にある
と読めます。つまり、終値が+1σラインの下方で引けて以降、調整
反落の最終ターゲットである-2σラインにほぼ到達済みと読める
からです。
★★より詳しい解説等は、
を参考にされてください。
★★添付チャート内のスパンモデルは、スパンオートシグナルで表示したものです。
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