添付チャートは、NYダウの週足をスーパーボリンジャーで表示したチャートです。

以下、午前7時10分頃近辺での動きについて解説します。

目先、調整反落局面に入った可能性が高いです。

すなわち、先週末の週足終値が+1σラインを下回ったことで、-2σラインを目指す調整の反落局面入りしていると判断します。もちろん、週足なので、かなり長いスパンでの判断となります。

また、チャートをご覧の通り、+2σラインや+1σラインの向きがいずれも下向きに変化している点にも注目です。

尚、調整反落局面では、センターラインが最初の「押しの目途」となりますが、終値がセンターラインを下回らない場合、センターラインを下値サポートとする緩やかな上昇トレンド局面に入る可能性が高まります。

一方、終値がセンターラインを下回ると、調整反落の最終ターゲットである-2σライン目指す、本格的な調整反落局面に入ります。

トレード戦略としては、目先、売り戦略が有効な場面ではありますが、今後、遅行スパンが陰転しないかぎり、-1σラインから-2σラインのゾーンは、一旦は押し目買いチャンスとも読めます。

つまり、現在陽転中の遅行スパンがローソク足に接近、接触するタイミングは、一旦は底堅くなりやすく、ローソク足に沿って反転上昇しやすい場面と考えます。