20110621EURUSD D Span Model.GIF
添付チャートは、ユーロドルの日足スパンモデルです。
昨日の日本経済新聞のコラムでも取り上げられていましたが、ユーロドルはユーロ円に匹敵するレベルにまで取引量が増えているようです。ユーロ圏のニュースが頻繁に市場で材料視されていることに加え、何と言っても相場変動率も高いことが人気の理由だと思われます。
ところで、チャートは、日足ベースですので、主に中期的なスパンでのトレードに便利です。スイングトレードの中でも、比較的期間の長いトレードに適しているということです。
右円枠内が示す通り、現在、レジスタンスゾーンが出現しており、ユーロ売りシグナルが点灯中ですが、実勢レベルはレジスタンスゾーン下限ラインにぶつかっています。従って、戻り売り推奨のレベルに達していると判断出来ます。
左円枠内が示す通り、遅行スパンは、依然として、ローソク足に絡みながら推移しています。すなわち、総じて、揉み合い相場であることを示唆しています。
全体観としては、揉み合い相場、レンジ相場の地合いにあることを示していますが、その中でも、戻り売り候補レベルに戻す格好となっていると読めます。本日以降のユーロ続落の可能性を念頭に置いておきたい場面です。
尚、「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」の使い方については、私の著書「マーフィーの最強スパンモデルFX投資法」をお読み下さい。 
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