20110622EURUSD H Span Model.GIF
添付チャートは、午前9時55分現在のユーロドルの60分足スパンモデルです。
ユーロドルは、ギリシャ問題を背景に、相変わらず相場変動率が高い状態が続いています。相場変動率が高いということは、それだけ収益チャンスも多いわけですが、チャンスを実際の収益につなげるには、相場のトレンド方向やトレンドの強弱を正しく判断することが大切です。
ところで、チャートは、60分足ベースですので、主にデイトレードや宵越しなど短期のスイングトレードに適しています。ただ、スパンモデルは、他のテクニカル分析と違って、ゆったり感があり、比較的長めのトレンドに乗ることが出来ます。
チャート内、右円枠内が示す通り、現在、サポートゾーンが出現しており、ユーロ買いシグナルが点灯中ですが、実勢レベルはサポートゾーン上限ラインを下回る動きも見せています。つまり、ユーロ上値の重さが示唆されるわけです。ユーロ反落の兆候ありとの見方も出来ます。
そして、左円枠内が示す通り、遅行スパン(紫色ライン)は、ローソク足に絡みつつも陽転継続しています。遅行スパンがローソク足の上方に位置していれば、陽転、つまり、買い優勢を示します。
そして、ローソク足がサポートの役割を果たします。今後、ローソク足に支えられ続けるかどうかが、ユーロ上昇継続かどうかの試金石となります。
日足ベースで、ユーロ戻り売りのタイミングと読むことも出来るだけに、この60分足スパンモデルで、相場の変化を把握し、流れに乗ったトレードが望まれます。
尚、「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」の使い方については、私の著書「マーフィーの最強スパンモデルFX投資法」をお読み下さい。 
“http://www.span-model.com/pr/”:http://www.span-model.com/pr/