添付チャートは29日午前9時15分現在のユーロ円の60分足スーパーボリンジャーです。
まず、左円枠内が示す通り、遅行スパン(紫色ライン)はローソク足に絡みつつも、下回って推移(陽転)していることから、基調として、ユーロ売り優勢局面となっていることが見てとれます。
そして、右円枠内が示す通り、現在、実勢レベルは、マイナス1シグマライン(緑色ライン)に抑えられる格好で推移しています。つまり、下落トレンド入りの兆候が現れています。
もっとも、相場が完全に下放れたと判断するには時期尚早と考えます。理由は、遅行スパンがマイナス2シグマラインを下回っていないこと、さらには、60分足スパンモデルにて、遅行スパンがサポートゾーンを下放れていないことです。
相場がレンジ相場からトレンド相場に変化するタイミングの把握は決して簡単ではありませんが、現時点で、瀬戸際に位置していると判断出来そうです。
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