添付チャートは、24日午前9時20分現在のドル円日足スーパーボリンジャーです。
日足ベースのスーパーボリンジャーは、比較的長い期間のトレンドを追うものであり、ポジショントレードに適しています。もちろん、日中トレード等に際しての大局観を捉える為の参考材料となるのは言うまでもありません。
ドル円相場は、先週末、新安値を更新しましたが、日足スーパーボリンジャーを見る限り、レンジ相場から抜け切っていないと読めます。つまり、チャート内の右円枠内が示す通り、実勢レベルは、マイナス1シグマラインを下回ってはいるものの、バンド幅の拡大に至っていないことに加え、左円枠内が示す通り、遅行スパンがローソク足に絡んで推移しており、引き続き、レンジ相場の様相を示しているからです。
ドル下落トレンド発生の条件としては、遅行スパンの下放れ、実勢レベルのマイナス1シグマライン以下の推移、バンド幅の拡大が挙げられ、現時点では、これらの条件が満たされているとの判断は時期尚早と見られます。
従って、目先は、レンジ相場の地合いが強いだけに、出来るだけ、短期の動きに乗る為に、60分足を重視したい場面が続くと判断しています。
★「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」の詳しい見方・使い方については、私の著書「マーフィーの最強スパンモデルFX投資法」をお読み下さい。
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