添付チャートは、22日午前9時55分現在のユーロ円相場の60分足スパンモデルです。
ご覧の通り、昨日以降の動きは結局レンジ相場となっていることから、スパンモデル特有の逆指標(逆相関)が生じているのが分かります。つまり、レンジ相場においては、買いシグナル点灯時に高値圏となり、売りシグナル点灯時に安値圏となる現象です。
また、レンジ相場の特徴として、遅行スパン(紫色ライン)がローソク足に絡む格好で推移する傾向があります。確かにチャートを見ると、ここ直近の動きを見る限り、遅行スパンがローソク足に絡んでいます。
いずれにしても、現在は、レンジ、揉み合い相場の地合いにあるだけに、スパンモデルの売買シグナルが逆指標(逆相関)になる可能性を念頭に置いておくのが無難と言えそうです。
尚、レンジ相場からトレンド相場に変化していく際の判断は、遅行スパンがローソク足から放れるかどうかが1つの基準です。加えて、スーパーボリンジャーをチェックすると、トレンド相場への変化を把握することが比較的容易となります。
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