添付チャートは、9日午前10時20分現在のユーロドル相場の日足スーパーボリンジャーです。
ご存知の通り、昨日、ECBの利下げは市場予想通りであったものの、ECBドラギ総裁発言を「口実」にユーロ売りが強まりました。
日足ベースでユーロドルをチェックして見ると、ご覧の通り、NY終値は、引き続き、センターラインとマイナス1シグマラインの間で推移していること、バンド幅が収束傾向にあることから、レンジ相場継続中と判断されます。
尚、遅行スパンは依然として陰転継続しており、基調としてのユーロ売り優勢局面に変化ないことも確認されます。
今後の注目点は、本日のEU首脳会合を背景に、日足終値がどの位置に落ち着くかと言う点です。センターラインを上回って戻り調整局面継続となるのか、それとも、マイナス1シグマラインを下回って本格下落トレンドに戻るのか、注目されます。
尚、繰り返しになりますが、遅行スパンの陰転は継続しており、基調としてのユーロ売り圧力が強い展開が続いています。従って、戻り上昇幅は限定的と読んでいます。
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