添付チャートは、12日午前9時20分現在のドル円の60分足ベースのスーパーボリンジャーです。
＜遅行スパン＞
左円枠内が示す通り、遅行スパンはローソク足に絡みつつも上方に位置しており、つまりは陽転していることが見てとれます。すなわち、基調としては、ドル買い優勢局面にあると判断出来ます。
＜実勢レベル＞
右円枠内が示す通り、実勢レベルはプラス1シグマライン（緑色ライン）とセンターライン（青色ライン）の間にて推移しています。すなわち、緩やかなドル上昇トレンドの流れにあると読めます。
＜今後の注目ポイント＞
現在、基調としての上昇トレンドに乗っているドル円相場ですが、今後、より鮮明な上昇トレンドになるかどうかは、実勢レベル終値（60分足終値）がプラス1シグマラインを上回ってくるかどうかです。さらに加えて、バンド幅が拡大に向かうかどうかです。
一方、実勢レベルがセンターラインを下回って引ける場合は、レンジ相場としての地合いをを強めることになります。さらに、遅行スパンが陰転してくると、一転して、ドル売り優勢局面に入る可能性が高まる点、頭に入れておく必要はあります。
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