添付チャートは、午前11時10分現在のドル円（USD/JPY）日足スーパーボリンジャーです。
日足ですから、中期的なトレンド判断に有効な時間軸のスーパーボリンジャーであり、スイングトレードを行う際の大局観の把握などに重宝です。
現在のドル円相場を見る上で、重要なポイントが幾つかあります。
１）遅行スパン（紫色ライン）がローソク足に接触していること。レンジ相場であることを示すと同時に、今回は、ローソク足がレジスタンスの役割を果たし、遅行スパンの続伸を抑えようとする力が働きやすくなっていること。
そして、来週以降、ローソク足が下落方向に向かうことから、遅行スパンがローソク足を上抜ける（陽転）出来ない場合は、反落局面を迎えやすいと考えられること。
２）実勢レベルはプラス2シグマライン（赤色ライン）に接近してきていること。プラス2シグマラインは、レンジ相場の上値目途となる水準を教えてくれており、目先の戻り高値圏となる可能性があること。
以上より、ドル円相場は、上昇途上にあるものの、一旦は、上値重くなる水準に達していると読みとることが出来ます。今夜は、米国雇用統計もあり、相場変動率が高まる可能性もあり、注意して臨みたい場面です。
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